60年後の自分のために、今日献血に行こう!

しめじです🍖
前回の投稿の宣言通り、献血について書きます。

赤十字の統計からは献血者1人あたりの回数は見つかりませんでした。
もし知っている方がいれば、こっそりかつ大胆にコメントください。
今回は、献血者は男女ともに1人あたり年1回の献血を行うこととします。


年間に必要な献血者の延べ人数は13,000人×365日=4,745,000人です。
数字は出ましたが実感が湧きません。


身近な数字にするために情報を追加します。
採血基準の②に当てはまる人口を調べました。
総務省統計局が公表している人口は5歳区切りです。
1歳区切りのデータをご存知の方は、こっそりかつ大胆に(略)。
15歳や16歳も含みますが、15~69歳の8,420万人( 2019年4月1日現在・確定値)を扱います。数字が出揃ってくるとパズルしてるみたいでわくわくしてきます。



献血者が必要な割合がどれくらいか計算すると、474.5万人÷8,420万人=0.056、5.6%です。
20人に1人、1クラスで2人が献血していれば足りるようです。
意外と少なく感じます。世の中の佐藤さんと鈴木さんが献血すれば、だいたい解決しそうです。

 


ただし、気になるポイントがあります。
それは、献血者の61.4%が40歳以上ということです。
30年後のことを考えると、その方々は献血する側から輸血を受ける側に代わっているかもしれません。
少なくとも献血はできない年齢になっています。


加えて、高齢化が進めば輸血を必要とする人は増えることでしょう。
献血者の内、20代だけをピックアップすると72万人、20代全体の5.7%です。
現状の輸血を受ける人数に対して、ギリギリ最低限の献血率です。
これから輸血が必要になる方が増えれば、供給が追いつかないかもしれないです。


今20代の私たちは30年後に50代でまだ健康かもしれません。
献血をするかしないか選ぶ側だと思います。
では、60年後はどうでしょう。



80代になった私たちは輸血の必要に迫られるかもしれません。
前回の投稿でも書きましたが、献血のメインの用途はがん患者の治療です。
2人に1人ががんになるこの時代には、誰もが当事者になり得ます。
私たちに輸血が必要になったとき、献血者はどれだけいるのでしょうか。


だんだんと献血者の数は減っています。
前の世代よりも次の世代の方が少なくなっています。
私たちの次の世代が、私たちよりも献血するとは考えにくいと思いませんか。


次の世代やその次の世代に対して、私たちが献血を強制させることはできません。
少なくともやってない人から言われたところで、動く人はいないはずです。
私たちができるのは、私たち自身が行動することではないでしょうか。

さあ、みんなで献血に行こう!




...という、これまでとは違った表現にしてみました。
結局経験を交じえることはありませんでした。

 

当初の予定ではもっと軽めの記事になるはずでしたが、斜め上を行く結末です。想像以上に熱入ってます。ちなみに写真は献血10回と30回の記念品です。

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献血の面白さや意義などの伝えたい気持ちがありましたが、好奇心がすべてを持っていきました。後悔はしてません。

何はともあれ、みんなで献血に行こう!!