流星群の眺め方①

しめじです

寒くなってきました 。

待ちに待った冬の到来です。

おしるこが美味しい季節になりました。

自動販売機の前を通り過ぎるときは、おしるこの有無をついチェックしてしまいます。

たまに90円で売っているのを見つけると嬉しいです。

自分の中でおしるこスポットとして確立する瞬間です。

 

 

さて、ちょうど1ヶ月後頃にふたご座流星群の極大日があります。

この流星群は三大流星群のひとつで、自分の一番のお気に入りです。

流れ星の量も冬の空気も好きですし、冬の星座が華やかなんです。

オリオン座やおおいぬ座、北斗七星、そしてふたご座などが視界いっぱいに広がるのはこの時期ならでは!

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実は、都内でもある程度暗ければ流れ星が見えます。

ですが、意外と流れ星を見たことがないという方も多いようです。

せっかくなら一度は見てみませんか?



今回は流れ星を見るためのコツをお伝えします。

経験則を綴るので、より良い情報はコメントでシェアしていただけると嬉しいです。

もし流れ星が見えなくても、冬の星座を眺めているだけできっと楽しく過ごせます。



流れ星を見るためのコツはおおよそ3つに大別されるかと思います。

3つとは以下の通りです。

①タイミング

②場所

③眺め方

これらについてより詳細にお伝えします。

 

 

①タイミング

まずはタイミングです。

これも3つに細分化できます。

1.極大日

2.月の位置

3.天気

 

順に説明しますが、その前にまずは単語の整理をします。

辞書や教科書の解説とは異なるかもしれませんが、ざっくりと理解して頂ければと思います。

 

 

流星群 

主観的にはいつもより流れ星が多く流れることです。

ただし、「群」とは言っても流れ星が1時間に1,2個というものも多いです。

ちなみに、ふたご座流星群は1時間で最大45個です。

 

客観的には、地球の公転運動と宇宙にある塵の群れが原因です。

公転で塵の側を通る際に、重力で塵を引き寄せます。

大量の塵が大気圏に突入することで、多くの流れ星が発生します。

公転によるものなので周期は1年です。



放射点

流星群は流れ星の軌跡を延長すると1点に集約します。

その点を「放射点」と呼びます。

放射点の付近にある星座の名前が流星群の名前になります。

今回はふたご座付近に放射点があるので「ふたご座流星群」という名前がついています。

 

 

極大日

流星群で勘違いされがちなのが極大日です。

時々、極大日しか流星群を見られないと思っている方がいます。

実際は日が経つにつれて流れ星が徐々に増え、ピークを迎えてから徐々に減ります。

このピークがある日を極大日と呼びます。

 

 

①−1.極大日

流星群の際に流れ星を見るためには、まず極大日を把握しましょう。

ふたご座流星群は毎年12月15日頃に極大日を迎えます。

今年の極大日は12月15日の朝4時頃です。

流れ星の数そのものはこのタイミングが最大ですが、一番見えるタイミングとは限りません。

そこで大事になるのが他の2点です。

 

①-2.月の位置 

明るい月が近くにあれば流れ星が見づらくなります。

月の位置は地平線より下が望ましいです。

もしくは新月かそれに近い状態です。

できるだけ暗い状況で見るために、月の状態がベストなタイミングを抑えておきましょう。

 

①-3.天気

どれだけ流れ星が出現しようとも、雨や曇りでは見られません。

雲が出る時間帯は事前に把握しておくことが大切です。

極大の瞬間ではなくてもそこそこ見られるので、一番晴れてるときに外へ出かけると良いです。

 

 

ここまで書いてきましたが、実はふたご座流星群については国立天文台でベストタイミングを教えてくれています。

天気だけは直前に把握してください。

 

 

12月の13日と14日はどちらも22時から29時まで観測できるようです。

帰り道や寝る前に少し時間を取って、夜空を見上げてみませんか。

 

 

この記事では①タイミングのみをお伝えしました。

続きは次の記事でお伝えします。

スケジュール帳に流星群の日程を入れてお待ちください。