北海道にて農家体験の旅 実践編

しめじです🐮


また寒くなってきましたね。


前回はボラバイトを通じて、農家体験をしようと決意したきっかけを書きました。




今回は実際の農家での体験を綴ります。




まずお世話になるホストファミリーを簡単に紹介します。




3世帯家族で、

祖父母がいて、父母、娘3人(4歳、8歳、11歳)の構成です。

このメンバーでな、な、なんと東京ドーム10個分の敷地の土地を管理してます。



マイペースで物知りなじいちゃん

パワフルで50kg の米も軽々と持ち上げるスーパーばあちゃん





一家の大黒柱で安定感のある父ちゃん

料理上手で子育てしながら一家を支えている母ちゃん





面倒見がよく思春期突入しそうな長女

天真爛漫で暴れん坊の次女

ひとたらしでみんなをとりこにする末っ子代表三女





そんな個性豊かな家族が住むこの家で、3週間泊まり込みで貴重な経験をさせていただきました。



主に一日の流れとしては


朝6時に起きます(思ったより遅かったです)


朝ごはんをみんなで食べて、子供は学校へ


大人たちは朝ドラをみてからの仕事開始でした。



午前中は仕事をして、



お昼は12時からで1時間休憩です!!



午後また仕事を開始して18時、遅くても19時には仕事を終えてあがります。


そのあと、みんなで晩ご飯を食べて


順番にお風呂に入ってテレビをみたり、晩酌をしたりして子供たちを9時まで寝かしつけて



23時までには就寝をするというスーパー健康な生活を送っておりました。



そしてこの三週間のうちにスイカをかなり食べました。



甘々でサイズも大きく、縦およそ30cmの横が25cmでした。



ボラバイトに来たのが10月だったということもあり、

季節的に主な業務として2つの食材の収穫をしました。


①米(ゆめぴりか)

②キャベツ



1つずつ振り返っていきましょう。



①米の収穫


お世話になったホストファミリーの家では、ゆめぴりかを主に扱っていました。


すごく驚いたことがあります。


初日にご飯を食べた瞬間、びっくりするくらい米が甘い!!!なんだこれは!!!と。


そして、シンプルに母ちゃんの料理がおいしかったです。




実は普段東京などで売っている米は100%純粋のブランド米ではなく



3割そのブランド米を入れてば売ることができるみたいです。



なので基本7割がいろんなブレンド米を混ぜていて



例えばあきたこまちを3割入れれば



あきたこまちとして売ることができるみたいです。




そりゃ味がちがうわけだ!!



100%のゆめぴりかは噛めば噛むほど甘くて白米の美味しさを教えてくれました。




そしていよいよ現場です。



このゆめぴかりを収穫しにいきます。



最初は稲刈りをイメージして挑みましたが、機械化が進んでいてヤンマーで効率よく収穫できました。




田んぼでヤンマーが効率よく活動するにはまず、




隅っこにある稲を刈る手作業が必要で、




ある程度の道を作ることによってヤンマーが機能します。


どうしても機械が大きいため、小回りが難しいからだそうです。




そして、稲刈りにもやはりコツがあって、



斜め切りしてかつ自分の内側へ引っ張るように



切っていくといいと教わりました。



そしてその作業を何度もこなすことによって



徐々にさくさく切れるようになっていきました。



この作業で気づいたこと、めちゃくちゃ足腰が大事だということです。



スクワットをかなりこなしたレベルでの疲労感がありました。




もちろん次の日はしっかり筋肉痛・・・・



自分より四倍速でカットをしていくばあちゃんをみて


あっこの人から学ぼうという気持ちが心の底からこみ上げてきました。




そんな仕事をずっとこなしてるわけなので、農家の方はみんな健康でパワフルなわけですね。



②キャベツの収穫


キャベツの収穫がかなりスパルタでした。



一言で言うと特訓。


チームプレーがすごく大事だと感じました。



なぜかというと、キャベツを根元から切る人が2人、



その2人が切ったキャベツを交互に投げて




それをキャッチャーとして1人がいて、2人のなげたキャベツをキャッチし四角い籠の中へ瞬時でポジションを判断して



パズルをするように綺麗にいれて積み上げていく必要があります。



キャッチを一回一回するのが、




バレーをするのと同じ感覚で腕がえらいことになります。



次の日には腕がパンパンです。



そして、自分が最初につめたときは籠の中の隙間がスカスカでしたが、


ばあちゃんの詰め方がプロでした。


大きいキャベツと小さいキャベツによって入れるフォーメーションを変えて詰めたらいいと教わり、


その通りにやってみたら、徐々に綺麗につむことができるようになりました。





ばあちゃんの知恵さすがでした。教えるのが上手です。



そしておまけに貴重な体験をしました。




なんと作業の途中で岩塩サイズのみぞれが降ってきました。


本当に珍しいことみたいでラッキーでした。




さらにさらに奇跡が続きます。


このみぞれがふり終えたあとに虹が出ました。


それが、なんと!!!W虹だったのです。



これはスーパープレミアムでした。



人生の中でもこの一度しかまだ見たことがありません。





ラクル続きで、本当に貴重な経験でした。


大自然の壮大さ、美しさを一気に堪能でき


本当に足を運んで経験した甲斐があったなと感じました。




次回は、初の北海道ということで、


北海道観光についても綴ります。




最後までご覧いただきありがとうございました。